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正直レビュー【SUS クロスファイヤースタンド】Bush Craft

良い所も良くない所も含めてその商品。ならばその全てを包み隠さずお伝えしてみよう!


2024年から取り扱いをさせていただいているBush Craft製品。

その中でも、とあるアウトドア展示会にて「え?!これいいじゃん!」と惹かれ、取り引きを始めるきっかけになったのが【SUS クロスファイヤースタンド】

shop Leaf店内にも実物をサンプルとして展開しお客様の目に留まるように工夫をしていたものの…

「あんまり売れない・・・(T-T) 」

不景気や物価上昇に伴う世の中の買い控えなども要因の一つではあると思うけれど、何よりもその商品の良さをお伝えしきれていないのも大きな事実
とはいえ、ツリークライミングギアを求めて来店された方に焚き火台の良さをオススメするのもなんか違うしな…
そんなことを悩んでいた昨今でしたが、小売店だからこそできることがあるのではないかと日夜模索し行き着いた答えが、そう、これでした。

まあとりあえず・・・ネットの海に流すか!!!」

ってなわけで (?)

「誰かの本音ってきっと誰かの役に立つよね」という希望的観測から正直レビューをやってみたいと思います〜 (ワーパチパチー

※筆者がゴリゴリの平成ネット民のため、大変 ”味のある” 仕上がりになります。


7月上旬
レビューのために赴いた場所は厚木市に流れる中津川の河川敷

無料 is Best
ありがとう厚木市、ありがとうマナーを守ってくれる利用者のみんな・・・

時刻はお昼前、気温は35度、平均風速6m

え…割と過酷…

風圧でなかなか着火せず、頭の方に火がつきそう
奥ではタープ張りに大苦戦

使用する木材は伐採や剪定業務での発生材の一部。
実は発生材ってお金を出して専門の施設で焼却してもらっているので、こういう利用方法があると地味に経費削減に繋がるのです。
ホント、もったいないからもっと活用方法があればいいのにと思います。

あ、しれっと出てきた木を乗せたベンチ状のものが【SUS クロスファイヤースタンド】
これは専用ゴトクが2つ乗る【ダブル】です。
広く使えるからシングルよりもこちらのダブルの方がおすすめ。
片側で着火させて落ち着いたらゴトク下に移して調理…など、横幅を利用した自由な展開が可能。
(【シングル】も【ダブル】もセットの中にゴトクは一つだけ入っています。)

この日は風も強く、上からは直射日光、下からは炭の熱…ということで
生だったはずの食材は皆串刺しの乾物となってしまいました。
Oh…ドライベジタボー( ´ h `)

このゴトク、今回は上に網を乗せていますが、実はもう一段下げて引っ掛けられるので焼く物によって調整すると良いんだろうと思います。
何事もトライ&エラーですね。

鶏もも肉も一枚丸ごと焼いてみました!

置く炭の量や火元との距離、風などで条件は変わってしまいますが、
今回は 片面10分、裏返して8分 で完成
(本当はもっと早く焼けていたのかもしれないけど怖かったので長めに調理)

え?!めっっっちゃジューシー!!うっま!!!
炭火&塩胡椒で焼く肉の美味さ異次元じゃないっすか…?(困惑)

「10分で簡単スモーク!」と紹介されていた方法を元に
アルミ皿とチップと小さめの網で作る簡易スモーカーも試してみます。

最初ゴトクの上の網に乗せて焼こうとしていたのですが、どれだけおいても中のチップに火がつく気配が皆無…
「何が10分だよ」と半べそをかきながら2時間ほど格闘しましたが、このままでは日が暮れるか火が尽きる。
意を決して並べた炭に直置き!
「穴空いちゃうかな…炭消えちゃうかな…」
そわそわしながら眺めていると程なくしてアルミ皿の隙間から煙がふわふわと…

( 大 歓 喜 )

下からの吸気がとても良い【SUS クロスファイヤースタンド】だからこそできたであろうスモークチーズの味は格別でした。

その利点でもあるメッシュ状になった台座の吸気の良さは、場合によっては欠点とも捉えられそうだな、というのが正直な感想。

とにかく酸素の吸入が多く、燃える速度が早すぎて、炭になる前にあっという間に燃え尽きて灰になってしまいます。

「ガンガン燃やそうぜ!キャンプファイヤー!!」

って感じの時に非常におすすめ。

あまり見かけない特殊なベンチ状の形なので、間違って座ってしまわないように気をつけないとです。
そこそこの薪は置けそうではありますが、人間ほどの重さには耐えられません。
Bush Craftさんに聞いたところ、正確に設置したゴトクの上にはダッチオーブンなどの重たい鍋も設置可能とのこと。
残念ながら所持していないので実験できませんでした( ´3`)

さて、この【SUS クロスファイヤースタンド】は特殊形状故の片付けのしやすさも特大級のメリットです。

本体上に残った炭や灰は
同じくBush Craftから出ている金属製の”焚き火ブラシ”と”火消し袋”を使って…

そのまま入れちゃう!!!

小学校の掃除の時間を思い出すやつ

特殊素材なので炭が熱を持っていても大丈夫。
中で酸素不足で鎮火します。

ブラシはそのままゴトクや網の掃除にも使っちゃいます。

※もしかしたら塗装が削れてしまったりするかもなので、自己責任で!

この商品、「1秒設置」が決めセリフ(?)なのですが
設置が1秒なら、撤収ももちろん1秒。

開いているのを…

パタンッ

ててーん!!

※しかもめちゃめちゃ軽い

脚部分の蝶ネジを回して分解すれば、このメッシュ状の天板部分は交換も簡単!
脚部分を布などでザーッと拭き上げることも可能!(うちはメッシュ部分も拭いて乾かしてしまってます)
シンプル設計故に「お洒落♪」って感じではないものの、やはりここは

シンプル is Best

見てくれよりも楽さと機能面を追求した形、といった印象です。

◎まとめ

メリット

  • 全てが一つの肩掛けカバンの中に収まる(横幅90cmほど、縦幅45cmほど、厚さは10cm以下)
  • 本体が軽いのでそのほか合わせてもとにかく軽い(非力な筋肉皆無30代女でも持ち運べます)
  • 設置&撤収が1秒(あまりにも楽)
  • シンプルな設計なので分解して掃除やパーツの交換ができる
  • 燃え盛る猛々しい火を眺められるのでキャンプファイヤーでテンションがブチ上がる
  • 炭や灰の片付けが非常に楽
  • 網が2段で設置可能なので薄い食品なら2倍速で焼ける(未検証)
  • ゴトクの上にはダッチオーブンなどの重い鍋も設置可能(未検証)
  • スモーク調理が絶妙な炭加減で出来る

デメリット

  • 風通しが良すぎて薪や炭の消費速度が速い
  • 火加減が難しい(ゴンゴンに火が出まくるか、弱めの炭で乾燥させることになるか)
    →これに関しては使用者の炭使いレベルによる
  • 見た目があんまりお洒落ではない

さて、こんな感じで今回の【SUS クロスファイヤースタンド】のレビューは終わろうと思います。
というかコレ、ほぼただの日記じゃん…

どこかの誰かのお役に立てれば何よりです。
当店では写真の中で実際に使用した実物をサンプルとしてお見せすることも可能です。

そしてできるなら当店でお買い上げくださると大層喜びます。(小声)

今後も正直レビューをちらほらと投稿予定です。
またぜひ見にきてくださいませ。

筆者:AYA

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